[カテゴリー: 外国人技能実習]
1月12日(火)に中国より医療機関への入職に向けて4名の技能実習生が入国しました。
実習生は入国までの期間、自国で日本語の他に、介護実習の基本となる公衆衛生看護学、臨床医学(疫病・感染症の基礎理解)、臨床実習を履修し、更に当協会資料による日本の安全衛生に関する生活指導も徹底して学習して来ました。
新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に入国が遅れましたが、無事に成田空港に着き日本語の館内アナウンスを耳にしたときには「やっと日本に来ることができた」と実感が湧いたそうです。
入国後2週間は待機期間を利用して成田空港近隣のホテルでZOOMによる介護に使用する日本語、日本における生活一般に関する知識の講義を行いました。
札幌に移動後は、日本での生活に一日でも早く馴染めるよう、札幌市防災センターでの地震・消火体験をはじめ、中央警察署職員による防犯講習を受け、入管法・労働基準法等の法的保護に必要な情報等の講習、介護導入講習の他、看護師によるコロナ感染症対策も含めた感染症の理解、新感染症対策、感染症の基礎知識に対する講習を実施しました。
実技講習では車イスで実際に街中に出て移動の際に注意することなど一つ一つを確認していきました。
日常では何気ない段差に一苦労(>_<)
斜面での移動の仕方を確認
ドアを抑えながら後ろ向きに移動します
移動中ドアの開閉で街中の人にフォローしていただいたりと、優しさに触れる場面もありました(*^^*)
その節はありがとうございました!
3月15日(月)に修了式を迎え、いよいよ翌日より入職です!
修了証書授与
入職後の目標を発表
記念撮影
入職後も実習生はもちろん、受入医療機関が不安なく過ごせるよう職員一同引き続きサポートして行きます。