技能実習生 文化の違いについて


[カテゴリー: 外国人技能実習]

入国後講習中のインドネシアとミャンマーの外国人技能実習生に、日本の生活で難しいことは何か聞いてみると、「ゴミの分別」と「街が静か過ぎる」ということでした。
母国では日常的に歌ったり、おしゃべりする声、車やバイクの音でとても賑やか。
日本では電車の中も、家の周りもとても静かで、大きな声や音はご近所からの苦情になってしまいます。大好きな歌が歌えず、少し窮屈に感じている様子。
そこで「皆さんの国の歌を教えて」と言って、歌ってもらうことにしました。
みんな恥ずかしいと言いつつ、スマホで曲を検索。他の人が歌っている時に、自分が歌う曲を検索している様子は、日本のカラオケBOXでもあるあるですね。
どんな歌詞か聞いてみると、恋愛の歌の他、どちらの国もお父さん、お母さんを思う歌がありました。
ミャンマーの実習生はなんと日本の歌「真夜中のドア(松原みき 1979年)」を日本語でとても上手に歌ってくれました。ミャンマーで流行っており、送出し機関の先生が日本語の歌詞カードを作ってくれたそうです。インドネシアでも3年前に流行り、みんな知っていました。
他に知っている日本の歌を聞いてみると、アニメの主題歌があがり、ドラえもんは全員知っていました。
文化の違いはありますが、共通点もたくさんあります。
日本の生活ルールを守りながら、お互いの文化を楽しんでもらいたいです。

 

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